クラブEKO

 
  • フォントサイズを増やす
  • デフォルトのフォントサイズ
  • フォントサイズを減少させる
Home 音楽の広場 音楽療法 「ブンネ法」について

「ブンネ法」について

ブンネ楽器を使っての音楽活動


最近スウェーデンから、今まで楽器の演奏が出来ないと思っている人でもブンネ楽器を使って、例えば職員などが施設の利用者と一緒に音楽活動が出来る「ブンネ法」という方法が紹介されています。
当初はスウェーデンの音楽療法として紹介されていたようですが、当のブンネ氏も、これは音楽療法というより、利用者との音楽活動をより円滑に、しかも音楽の演奏の経験がない人でも音楽活動をリード出来る音楽活動である、と言っています。

bg_1_2

実は、このステン・ブンネ氏はこのページの管理者とはスウェーデンの王立ストックホルム音楽大学音楽セラピー科の同級生なんですが、精神力動論的な方向性を持つ王立音大の教育の中で、当時から「誰でも使える楽器」の製作とその利用方法に熱心な学生でした。
その後いろいろ試行錯誤を経て「スウィング・バー・ギター」という、ネックの上にあるバーを左右に倒すだけでコードが変えられるギターを製作し販売する傍ら、そのギターや同様に簡単なベース、短音のフルートや単音トーン板を使った演奏方法を体系づけしていき、現在「ブンネ法」と呼ばれるものに発展してきました。

ともすれば、障害者や高齢者との音楽は押し並べて音楽療法と呼ばれる風潮が未だにある中、ある手法に対してそれを音楽療法と考えるかあるいは音楽活動と呼ぶかは、つまりは自分自身が音楽療法をどう捉えるかということに依ることが多いとは言え、それが音楽療法になるためには、やはり行う側に音楽や楽器に関する知識や様々な経験が必要であることは言うまでもないと思います。その点で、確かに「楽器の演奏の経験がない人でも出来る」ということは、それが音楽療法と呼べる要素が少ないようにも思えるのも事実でしょう。

kursbild3

かといって「ブンネ法」は、例えば音楽療法士が、利用者が「ブンネ楽器」を演奏することを取り入れて自身の音楽療法に用いるなど、使い方によっては非常に優れた音楽療法にもなる要素がありますし、あるいは実際に今まで楽器演奏の経験がない人でも、音楽の感性があれば、ブンネ楽器の用法を覚えて利用者との音楽の演奏を行うことで、立派な音楽活動になる要素があることも確かだと思います。まずは、ブンネ楽器を試してみることで、いろいろイメージが膨らむことは間違いないでしょう。

ブンネ法やブンネ楽器については、スウェーデン・クオリティケア(SQC)のポータルサイトでも紹介されています。

SQCポータルサイト
http://swedishqualitycare.jp/


 

 

オンライン状況

現在
 ゲスト 7 人
 がオンラインです