クラブEKO

 
  • フォントサイズを増やす
  • デフォルトのフォントサイズ
  • フォントサイズを減少させる
Home 独り言の部屋 中福祉・中負担ということについて

中福祉・中負担ということについて

それで良いの?


この「独り言の部屋」は、本来は「ひとりごと」をぶつぶつ言う場だというのに、今までは何かしら人に語りかけるような口調の文章にしてしまっていたけど、特に最近どうしても頭を離れないことがあって、それはまた「えっ、マジで?日本の人って、何で疑問に思わないの?」という内容でもあるので、ここは一気に思っていることを吐き出そう!
言うまでもない、「前内閣総理大臣」が言った「中福祉・中負担」ということについてである。

この前の前の前の総理大臣が国会の答弁で、「多くの人が、福祉はデンマークやスウェーデンのような高福祉を望みながら、お金は出したくないと言っている。こんなんじゃ、高福祉なんて出来るわけがない!」と、例の劇場型の調子で言ったのをテレビで見たことがある。
その時は「あ~、これは消費税を上げるための布石なんかも?」と思ったものだが、結局消費税は上げないということで、その話はそれで終わったようだ。

それから次の首相、その次の首相は別にそういう取り上げ方をせず、その次の威勢の良い首相になってから、例の「日本は、中福祉・中負担を目指していると存じます!」と、これも国会の答弁で語った。そして、それに反対の質問や議論は出なかった。
まあ、これが経過であるが、問題はそれに対する反応のことなんだけど…。
そう、それに対する反論は、一切ない!

日本って、高福祉を目指してるんじゃないの?
みんな…初めっから、マジで「中福祉で良いや!」と考えてるの?

僕は長年日本の福祉界の人と付き合いがある方だが、福祉の世界ではほとんどの人が、「高福祉」を目指していると思っていたが、これは幻だったんだろうか?
福祉の世界からも、「私たちは高福祉を目指しているんだ!」と、その前首相の指摘したことに反対や、反論が出ないばかりでなく、話題にさえ上ってこない。
ネットを見ても、いくつかのブログに「中福祉・中負担」という書き込みがあるようだが、学術的に「中福祉とは、何を基準にしてるのか?」とか「中負担で中福祉は可能なのか?」といった疑問が述べられているだけである。

今日のニュースの中に、女性の高齢者が人口の4分の1になったと出ていた。
とうとう、「
4人の成人が1人の高齢者を支える」という時期がもう目の前になってきたわけだ。

政権交代を賭けた選挙も終わり何だかいろいろ変るような気配だが、勝利した政権政党はどの政党も普段福祉に力を入れることを売りにしているにもかかわらず、「日本は高福祉を目指す!」といった声は全く聞こえてこないし、マニュアルにも全くない!

後500年したら日本人はいなくなってしまうかもしれないという、超高齢者・少子社会にある日本で、日本人はマジで「中福祉」を目指そうとしているんだろうか?

自分のお金は出したくないというのは、これまた別の問題である。
中負担にしろ高負担にしろ、負担は誰がするのか、国なのか企業なのかあるいは国民なのかというのは、これまた別の議論である。

何だか、日本で北欧の高福祉の話をするのは「お伽話、メルヘンの世界」と言われたことがあるのは、これは当たり前なんだなって思ってしまう。
そして「何とかの耳に念仏」って諺が、何か胸に痞(つか)えてしまう!Frown


 

 

オンライン状況

現在
 ゲスト 17 人
 がオンラインです