2019-06

音楽の広場

「EKO」誕生!

⚫︎イェー!ロックバンドだ! 「みんな、凄いロックじゃない!」 「まるでロックバンドみたいだよ!」 「ロックバンド、やろうか!」 1986年の秋も深まってきたある日、いつものセッションも終わりに近づくと、僕はメンバーたちにそう声をかけました...
音楽の広場

デイセンターでの音楽

⚫︎デイセンターで音楽のグループを作る 1979年に、当時スウェーデン最後の入所施設として閉鎖されたビョーンクッラに勤務した僕は、その後1981年にストックホルム県援護局の介護支援職員養成所での養成課程を修了すると、ストックホルム市の東に隣...
暮らしと文化

夏至祭り、そしてセメスター(休暇)!!

今年の2019年は、6月21日の金曜日が夏至祭りの前夜祭、土曜日、22日が夏至祭りです。 夏至祭りは洗礼者ヨハネの祝日に行われますが、ヨハネはキリストより半年早く生まれたという言い伝えから、クリスマスが12月25日と決められた後に、ヨハネの...
暮らしと文化

世界一臭い食べ物… !?

日本でよくバラエティー番組で、「世界で一番臭い食べ物」として面白おかしく取り上げられているのが、 この「シュールストレミング」と呼ばれているもの… これ、スウェーデン語では「Surströmming」って言いますから、 ホントは、発音的には...
独り言の部屋

アイデンティティーの話!

僕の住んでいるところには、外国からの移民が多いということは前にも書きましたけど… イスラムの衣服であるガラバイヤを着ているヨーロッパ人を見たり、アフガニスタン人から「兄弟」と言われて戸惑ったり、自宅のバルコニーから見える児童公園でスウェーデ...
暮らしと文化

毎日の生活に欠かせない「フィーカ」!

フィーカ(Fika)というのは、スウェーデン人の暮らしというよりも、毎日の生活に欠かせないもののひとつです。 簡単に言えばコーヒーを飲むことなんですけど、そう単純でもない…。 日本的には「お茶を飲む」みたいなもんですし、一人で飲むときには単...
音楽療法の部屋

スウェーデンの音楽療法(その7)実証と評価、今後の課題

⚫︎効果の実証の困難さ スウェーデンでは、医学的な見地による音楽療法の効果の実証というものについては、実はあまり行われていません。 その理由としては、病院などの医療現場での音楽療法というものが少ないことも挙げられますし、福祉の分野で「質的向...
スウェーデンあれこれ

ストックホルム郊外の住宅地、フィスクセートラ

僕が住んでいる地域は、ストックホルム市から車で10分ほどの郊外にある、フィスクセートラ(Fisksätra)という住宅地です。 ここは、ストックホルムの高級住宅地でもあるサルトショーバーデン(Saltsjöbaden)のすぐ隣にありますが、...
音楽療法の部屋

スウェーデンの音楽療法(その6)音楽療法士の働く場

⚫︎音楽療法士を志す人 スウェーデンの音楽療法に携わる人は、音楽療法士という肩書きの他に専門的な職業を持っていることが多く、他に職業を持たずに、純然たる音楽療法士として仕事をしている人は、ほとんどいないと言っても過言ではないかもしれません。...
暮らしと文化

男らしさと、女らしさ!

スウェーデンは平等社会ですし、男女も同権ではありますが… でも、まだまだ同権というにはいろいろ問題もあるようです。 何せスウェーデンには、「フェミニスト党」という政党があるくらいですから…。 「奥ゆかしさ」は女らしさ? 少し前ですが、イチロ...