2019-05

福祉と医療の広場

ハビリテーションって、何をどうするの?

ハンディキャップということ「元の状態に回復させる」ためのリハビリテーションではなく、「持っている機能を生かしてさらに発達させる」というハビリテーションの考え方は、障害という事について今まで私たちが持っていた概念や姿勢などについて、考え直す必...
音楽療法の部屋

スウェーデンの音楽療法(その2)パイオニアの時代

⚫︎実践者としてのパイオニアブリットマリー・アドルフソンスウェーデンの音楽療法の流れの中では、1970年代は「パイオニアの時代」とも言えますが、トレーニングスクール「モカジーネン」(重度障害児の特別支援学校)の音楽活動を担当していたブリット...
音楽療法の部屋

スウェーデンの音楽療法(その1)音楽療法の背景と流れ

⚫︎障害時の療育と障害児教育スウェーデンにおける音楽療法を考える場合、音楽療法と音楽教育というものは元来異なるとはいえ、やはり障害児の療育という分野と、また療育においての音楽教育というものを抜きには考えられません。なぜなら、スウェーデンの音...
暮らしと文化

財布のいらない国

今日、街へ出がけに、交通カードが入っている財布を手にして…ふと…「何で財布を持ち歩いてるんだろう?」って思いました。考えてみれば、4年前にこっちに戻って来てから現金を使ったことがあまりないんですよね。店での買い物も市内の交通も全部カードで支...
スウェーデン各地

ダーラナへの道!

ストックホルムから車で北西に向かって約215km、高速道路を約2時間ちょっと走ってボーレンゲ(Borlänge)に入ると、そこからはダーラナ(Dalarna)地方です。日本では、よくダーラナ地方のことを「スウェーデンの心の故郷」というように...
スウェーデンあれこれ

ストックホルムの街!

ストックホルムスウェーデンの首都ストックホルムの語源は、ストック(丸太)とホルム(小島)という二つの言葉が合わさったのが由来で、「丸太の小島」という意味です。周りを海と湖に囲まれているので、昔は島に丸太を積んで敵船からの攻撃を防いだとも言わ...
音楽の広場

クラブEKOの活動

会報誌「ブレティーネン」の発行クラブEKOのスタートにあたって、主だった仲間とまず活動のスタートとしては何をするか話し合った結果、やはり自分たちの考えや願いを伝えること、またスウェーデンの情報も広く知らせたいということから、まず会報誌を発行...
音楽の広場

響きあいのネットワーク「クラブEKO」

その趣旨!1995年に、三重県や東京、神奈川、島根、鳥取、札幌、御殿場、高松などはじめ、各地の仲間や賛同者の方々の協力を得て、『響き合いのネットワーク「クラブEKO」』がスタートしました。仲間の多くは、地域で音楽や文化活動をしている人たちで...
独り言の部屋

30歳の危機!

危機と成長!「30歳の危機」、という言葉を聞いたことありますか?スウェーデンじゃよく話に出るんですけど、日本じゃあまり聞いたことないし、たまに人と話すと「それって何ですか?」と逆に聞かれるんですよね。で、ネットで日本語で検索すると、まあいろ...
独り言の部屋

大化の改新は、本当にもう終わったんだろうか?

官と公・民という関係大化の改新は本当にあったのかとか、聖徳太子は実存したのかという疑問の説もあるようだけど、しばらく海外に住んで日本と違う価値観なんかも実感して、改めて日本のあれこれを考えてみると…どうも日本じゃ まだ大化の改新は終わってな...