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スウェーデン各地

オーベルカーリックスへの道!

⚫︎北の町、オーベルカーリックス オーベルカーリックス(Överkalix)というのは、おそらく海外旅行に詳しい日本の人にしても、あまり聞いたことのない地域だとは思います。 スウェーデン人でも、「カーリックス」というこの地域の比較的大きな町...
スウェーデンハンドセラピー

私と、スウェーデンハンドセラピー!

⚫︎まずは自己紹介! はじめまして、ダールマン容子と申します。 私はスウェーデン人のパートナーとの出会いにより2006にスウェーデンに引っ越しました。以来今年でスウェーデン在住13年、2児の母として育児に仕事に奮闘しつつ、スウェーデン生活を...
音楽療法の部屋

スウェーデンの音楽療法(その5)国家資格ではない事情

⚫︎社会的認知はあるけれど… スウェーデンの音楽療法の歴史は半世紀以上にもわたり、また音楽療法の教育も比較的早くから行われているにもかかわらず、音楽療法士はまだ国家資格に認定されるには至っていません。 心理士なども随分前から国家資格を得てお...
音楽療法の部屋

スウェーデンの音楽療法(その4)音楽療法士の養成

⚫︎ストックホルム王立音楽大学での教育 スウェーデンで音楽療法士の教育が最初に始まったのは、ストックホルムにある王立音楽大学ですが、王立音楽大学では大きく分けて、演奏家を養成する「演奏専門学部」と音楽教師を養成する「音楽教育学部」、それに「...
音楽療法の部屋

スウェーデンの音楽療法(その3)音楽療法の方向性

⚫︎教育的音楽療法の流れ 音楽療法という概念がスウェーデンに入ると、まず、障害児との音楽活動を実践していた「特別教育」の教師たちが関心を持ち、それぞれの実践活動の中で音楽を取り入れるようになっていきました。 また、数は少ないながらも、医療の...
暮らしと文化

出る杭は「抜かれる」、出過ぎた杭は?

スウェーデンというと、やっぱり「平等の国」というイメージがありますよね? 確かに、昔からいろんなところで平等っていうのは謳われているし、女性の人権とか、子どもの権利とか…ウーマンリブだってスウェーデン発祥だし、1970年に出来た「子ども体罰...
福祉と医療の広場

ハビリテーションって、何をどうするの?

ハンディキャップということ 「元の状態に回復させる」ためのリハビリテーションではなく、「持っている機能を生かしてさらに発達させる」というハビリテーションの考え方は、障害という事について今まで私たちが持っていた概念や姿勢などについて、考え直す...
音楽療法の部屋

スウェーデンの音楽療法(その2)パイオニアの時代

⚫︎実践者としてのパイオニア ブリットマリー・アドルフソン スウェーデンの音楽療法の流れの中では、1970年代は「パイオニアの時代」とも言えますが、トレーニングスクール「モカジーネン」(重度障害児の特別支援学校)の音楽活動を担当していたブリ...
音楽療法の部屋

スウェーデンの音楽療法(その1)音楽療法の背景と流れ

⚫︎障害時の療育と障害児教育 スウェーデンにおける音楽療法を考える場合、音楽療法と音楽教育というものは元来異なるとはいえ、やはり障害児の療育という分野と、また療育においての音楽教育というものを抜きには考えられません。 なぜなら、スウェーデン...
暮らしと文化

財布のいらない国

今日、街へ出がけに、交通カードが入っている財布を手にして… ふと…「何で財布を持ち歩いてるんだろう?」って思いました。 考えてみれば、4年前にこっちに戻って来てから現金を使ったことがあまりないんですよね。 店での買い物も市内の交通も全部カー...