スウェーデンもようやく夏らしくなってきて、快晴で清々しい天気が続いています。
ここは、「今年は歴史上最も暑い気温」とか「地中海から北極圏までの猛暑」とかは、まるで縁がないみたいですね…
こんな爽やかな夏ともなると、やっぱり街に出てフィーカでもしたくなります。
僕はいわゆる「ピープル・ウオッチング」が好きな方なので、そういう時には賑やかな通りに面したカフェで表に座り、通りがかりの人の流れを見ているのが楽しみです。
ということで、日本では同僚だった友人と、最近よく行くカフェで待ち合わせをしてフィーカをしてきました。
あ、フィーカというのはご存知でしたよね?
前にもここで書きましたけど、スウェーデンで「コーヒーを飲む」という意味ですけど、ここでの生活に欠かせない、スウェーデンらしい表現です。
この通り”Götegatan”「イェーテガータン」はストックホルムの南側の島にあって、ストックホルム市の南に向かう交通の要ともいう地域の中央を通る道です。
この地域は、60年代まではどうちらかというと労働者の街という性格でしたが、60年代の終わりから70年代に入ると、若者や芸術家など結構フリーな人種(?)が住むようになって…
今では、通りにはファッションの店やカフェ、飲食店などが並び、結構ファッショナブルな地域になっています。
僕がよく行くのは、地下鉄駅スルッセンの出口横にあるコーヒーショップ「Espresso House」です。
このEspresso Houseは、スウェーデン、ノルウエー、デンマーク、フィンランド、ドイツに全部で450店の店舗を持つという北欧で最大のコーヒー店チェーンの一つで、
ストックホルムの中心街だと、地下鉄の駅があるところには必ずと言っていいほどあるコーヒー店です。
店の中はゆったりとして、ひとり客だと大概はパソコンをやってるみたいで、ある意味スタバと似てますね。
メニューも結構豊富で、値段もまぁまぁ…それに、美味しいです。
普段は混んでいますけど、日曜日でもゆとりのある時間帯は空いてます。
もちろん、コーヒーに入れるミルクやクリームもあれば、今流行ってるオートミルクも常時置いてます。
店の中はそれなりに良いんですが、僕としては、特にGötegatanという、人通りが多くて、しかも歩行者優先の通りだと、外に座って「ピープル・ウオッチング」をするのが好みですね。
この日は友人に会うということでしたけど、やっぱり外で座るのが良いということで…
“Yhea, my man…!”という感じで…
なので、ストックホルムの中でも、この「南の島」スルッセン駅の周りでリラックスするというのが、最近のお気に入りになってます。
近代的でもあるけど古い町並みの残っているGötegatan、今年の夏も、街に出る時はここで過ごすことが多いでしょうね。
みなさんも、ストックホルムにお越しの際には、ぜひこの通りにも来てください!